氷と水の芸術 氷瀑
日本では限られた場所でしか見ることができない氷瀑。氷の芸術ともいわれる氷瀑とは、滝から流れる水が外気に触れることで凍っていく現象によりできた、凍った滝のこと。限られた気候条件でのみ観測される、大変貴重な自然の贈り物です。いいでカヌーツアーの氷瀑スノーシューツアーは、蔵王ライザワールドスキー場から、高さ約30メートル、幅10メートル以上の巨大な氷瀑がある仙人沢アイスガーデンを目指すツアーです。
約2時間ほどのツアールートには樹氷原が広がり、まるでディズニー映画の『アナと雪の女王』の世界のよう。ふかふかの新雪の絨毯の上に初めて足跡をつける感触は、思わず声が出てしまいます。しかし、雪の下の道が全く見えない状態でスノーシューをつけて歩くため、慣れるまではバランスを崩しそうになってハラハラしたり、いつもならなんでもない斜面も思わず転んでしまったり。しかしその分、ゴールについた時の感動は言葉では言い表せません。体験した人だけが味わえる、まさに冒険のひとときです。